22年度 マイアミ補習校   合言葉「元気に登校 笑顔で下校」   2010.6.5
   補習校だより    No.9    (通算 51号)  (文責 大抜)
Home page : miamihoshuko.org   E-mail : hoshuko@bellsouth.net   Tel/Fax : 305-225-6390
 
帰国を前に
先生や私の友だちはやさしかったです
 


(一日のスタート校歌斉唱)
 先週の全校朝礼では、今年度になって初めて日本に帰国する生徒二人の挨拶がありました。「補習校で日本語を習うことができ、楽しかったです。先生や私の友だちはやさしかったです。日本に帰るけどマイアミ補習校はぜったいにわすれないです」「お世話になりました。ありがとうございました」との二人の挨拶に特別な思いが伝わってきました。この後の父母朝礼でも、帰国されるご家族からご挨拶があり、1分間スピーチを通してわが子の成長を実感してきたことや補習校で学習ができ、続けてきた喜びを感謝の気持ちをこめて話しておられました。マイアミ補習校の存在がいかに大きかったか、改めて感じました。
 この時、ご家族のお話を聞きながら、ふと思ったことがありました。
 私は、今は補習校の校長として帰国生徒を送り出す立場ですが、以前は、日本人学校や補習校から帰国した子どもたちを受け入れたり、中国やブラジルから日本に定住を求めて来た3世や4世の小学生たちを多数受けいれていた学校(大阪府)に校長として長年勤務していました。まずは、子どもたちが学校生活に慣れるように配慮し、来日したばかりで母国語(中国語やポルトガル語)しか話せない子どもには現地校のESLと同じように校内に「友好教室」と名づけられた学習の場で勉強をさせ、日本語での学習をすすめてきました。
 その経験から、日本に帰国し、あたらしい日本の学校生活に入る子どもの様子や気持ちの一端が少しは理解できます。日本からマイアミに来て現地校に入った時のマイアミ補習校の子どもたちとは逆ですが、新しい学校生活に不安と期待が入り混じる気持ちはどの子も同じです。帰国する二人には、ここマイアミ補習校で、日本語の学習を積み重ね、生活経験をしてきた実績があることから、スムーズに日本の学校生活に馴染むことができると信じています。帰国する子どもたちやご家族の朝の挨拶から「補習校の存在とその必要性は大きいのだ」と改めて思った次第です。

(話題も弾む中1の昼食風景)
 6月に入り、現地校の一年が終わり、長い夏休みに入ります。しばらくは、子どもたちには、補習校が唯一の学習の場となります。引き続き、子どもたちのがんばりを期待します。又、現地校の夏休み入りとともに日本での体験入学をするため一時帰国したり、現地校の行事やサマーキャンプに参加したりする子どもたちが多くいます。それぞれの場で貴重な体験を積み重ねてください。そして、その貴重な体験を夏休み明けには、学級の友達や先生に是非、話をしてもらいたいと思います。